
こんにちは、BASアンバサダーのヤマです。
先日NHKの特集で、卒業式の袴文化について紹介されているのを見ました!とても興味深かったので、ぜひ皆さんにも共有したいと思います。大学の卒業式で女性がなぜ袴をはくのか、その歴史や文化について探っていきます😘
袴の起源は飛鳥・奈良時代までさかのぼります。もともとは貴族の女性の下着として着用されていましたが、次第に表へも着る衣裳となり、雛人形の三人官女が緋の袴をつけていることからも、その伝統がうかがえます。


明治時代になると、女性の教育が進み、女学生が学ぶ場が増えていきました。その中で動きやすい服装として袴が広まりました。特に日本初の女子大学を創設した下田歌子さんは、女子のための袴を推奨し、学問に励む女性の象徴となったのです!
漫画作品『はいからさんが通る』では、大正時代の女学生が袴姿で登場し、その凛々しくも華やかなイメージが多くの人の印象に残りました。これが現在の卒業式の袴文化にもつながっているといわれています。
また、オペラ歌手の三浦環さんは、女学生時代に袴をはいて自転車に乗り学校に通っていたそうです!当時の女性にとって、袴は自由と自立の象徴だったのかもしれません。さらに、同時期には教育者である津田梅子も袴姿で知られ、学問の場で活動する女性の新しいスタイルとして定着していきました。
さらに歴史をさかのぼると、武士の時代には袴は日常着としても用いられ、用途に応じてさまざまな形が生まれました。正倉院に残る最古の袴は、戦時中のモンペのような形をしており、実用的な衣服であったことがわかります。坂本龍馬もまた袴を愛用しており、彼のイメージと結びついている方も多いのではないでしょうか?
こうしてみると、袴は単なる伝統衣装ではなく、時代とともに女性の自由や社会進出を象徴する存在でもあったのですね!だからこそ、卒業式で袴をはくことには特別な意味があるのでしょう。
学びの集大成として、自分らしく新たな一歩を踏み出す姿勢を表すものなのかもしれません!
参考サイト:
NHK『チコちゃんに叱られる!』特集ページ(https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/3J9MXY45QP/)
下田歌子と女子教育の歴史(https://www.joshibi.ac.jp/about/shimoda)
『はいからさんが通る』作品紹介(https://morning.kodansha.co.jp/c/haikarasan/)
津田梅子と女子教育の発展(https://tsuda.ac.jp/about/history/)
風俗博物館 養老の衣服令による命婦礼服(https://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000017)