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早稲田を一つに、人と人をつなぐ応援を

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早稲田を一つに、人と人をつなぐ応援を

早稲田スポーツ新聞会です!

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日本各地に行っての各部活への取材と、新聞やHP、SNSによる情報発信を日々行っています!

今回は現在連載中の「卒業記念特集」から、応援部の星野聖敬さんを取り上げます!



 令和6年度代表委員主将として常に応援部の先頭に立ってきた星野聖敬(政経=東京・早大学院)。過酷な下級生時代を乗り越えていく中で、明治神宮野球場の指揮台で校歌のテクを振ることに憧れ、代表委員主将に就任。この一年間「チーム早稲田」を掲げ、早大全体が一つになるような応援活動を目指してきた。そんな星野の軌跡を振り返る。

 新型コロナウイルスの影響で高校時代が不完全燃焼に終わってしまった星野は、「ここでなら何かを得られるはず」と思い、大学入学前に入部を決断した。いざ応援部の活動に参加すると、選手のために声を出して頑張っている上級生が格好よく、楽しそうに見えたという。その中で、指揮台に立って校歌の指揮をすることに自然と憧れを抱いていった。

 部員昇格後も執行委員からの厳しい指導は続いたが、腐ることなくがむしゃらに努力を重ねた。その源となったのは、4年間辞めずに続けなければいけないという「使命感」だったと星野は言う。

 3年生の前期、総務補佐として下級生を取りまとめていく中で部に何かを残したいと考えるようになった星野は、後期には応援企画補佐に就任。場内応援をより良くするために、3年部員ながら全体練習のメニューを発案し、応援部のために積極的に活動した。

4年時には、代表委員主将に就任。当初は、下級生とも多く会話する主将を目指していたが、次第に下級生の目標となるには、指揮台の前でずっしりと座る、威厳のある主将を体現しなければならないのではないかと悩むようになる。苦悩の末、本来の自分を押し殺し続けた星野だが、2連敗を喫した東京六大学野球秋季リーグ戦早慶戦の直後、就任以来自分に課していた主将像を捨てることを決めた。新人との対話の場を初めて設け、翌日には髪を刈り上げた。明大との優勝決定戦の日には、下級生のように拍手で場内を盛り上げる星野の姿があった。葛藤が消えた星野は、これまでとはまた違う輝きを放っていた。

 代表委員主将としての自分の在り方を追い求めた星野。苦しい時でも、その悩みを下級生に見せることはなかった。下級生たちは、星野の背中を追い、これからどのように新体制を構築していくのだろうか。

◆星野聖敬(ほしの・きよたか)2003年(平15)年1月30日生まれ。東京・早大学院出身。政治経済学部。高校3年時に、早大応援部入部を決断。令和6年度には代表委員主将として先頭に立ち、体育各部の背中を押しました!


(記事 土橋俊介)

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