
早稲田スポーツ新聞会です!
早スポは、「全ての体育各部に光を」との思いを信念に65 年以上早稲田スポーツの魅力を伝え続けてきた、学内唯一のスポーツ紙を発行しているサークルです。
日本各地に行っての各部活への取材と、新聞やHP、SNSによる情報発信を日々行っています!
今回は現在連載中の「卒業記念特集」から、男子ソフトボール部の畠山陸選手を取り上げます!

「最高の仲間とソフトボールができた」。最後の試合を終えた畠山陸(スポ=高知西)は、主将として臨んだラストイヤーをこう振り返った。ソフトボール部の伝統・幹部選挙によって主将に選ばれた畠山は、苦労を重ねながらも理想のチームをつくり上げた。野球経験者も多い環境で、ソフトボール一筋の畠山がどのようにチームを率いていったのか、振り返る。
小学生の頃からソフトボールを続けてきた畠山だが、主将という立場は初めてだ。元々人前で話すことが得意ではなく、学生主体のチームをまとめていく姿は想像できなかった。冬のトレーニング期間には下級生の部活への向き合い方に対してずれを感じ、チームをまとめていくことに苦労したと言う。それでも、高杉聡コーチ(平10人卒=群馬・前橋育英)の「チームに必要なキャプテン像を演じろ」という言葉で吹っ切れ、厳しい声かけも率先して行うようになった。
主将就任から1年。ついに最後の大会・全日本大学男子選手権(インカレ)を迎えた。畠山は出塁率8割を記録するなど、1番打者としてこの上ない活躍を見せたが、大会について聞くと悔しさをにじませた。日体大との準々決勝、同点で迎えた6回、2死一、三塁で打順は畠山に回る。ソフトボールは7回制。勝ち越せば勝利に大きく近づく場面だったが、畠山は三ゴロに倒れた。その後、勝ち越しを許した早大はベスト8で敗退。目標であったインカレ優勝を達成することはできなかった。「プレーで引っ張ってなんぼの主将」と考える畠山の脳裏には、この凡退が強く焼き付いているようだ。しかし、大会後には、「ソフトボールの楽しさを味わえた」と下級生から言われ、主将としての苦労が報われたと、畠山はうれしさをかみしめた。
畠山は高校生まで過ごした地元・高知県を「結構田舎で、ソフトボールしかないようなところ」とやや自虐的に語る。それでも、自分を育ててくれた地元やソフトボールに、いつか恩返しがしたいと言う。早大での4年間を胸に、新たなステージに踏み出す。
◆畠山陸(はたけやま・りく)2002(平14)年4月23日生まれ。166センチ、67キロ。高知西高出身。スポーツ科学部。先日、主将就任以降口数が減っていた同期・田中宏二 (人=大分舞鶴)と卒業旅行に行ったそう。部内では「仲直り」といじられているそうです!
(記事 西本和宏)
【会員募集中!】早稲田スポーツ新聞会